第234章 それはすべて檸檬がわからないせい

その言葉を聞いた北斗は、どこか意表を突かれたようだった。

南斗が先に口を開いた。「東弥兄さん、そんなことをしちゃ駄目だ」

「南斗、先手を打っておかなければ、北斗も琉生と同じように刑務所に入ることになるんだぞ?お前がこの問題を解決できるというなら、俺も反対はしないが」

南斗も、この件が容易に解決できないことは分かっていた。

彼は苦笑いを浮かべた。「でも、今回の被害者は檸檬なんですよ。彼女は何も間違ったことはしていない。湘子がわざと北斗を煽ったから今日の結果になったのに、どうして檸檬が譲歩しなきゃいけないんですか?」

「誤解があるのは分かっている。だが、家族なんだから内々で解決すればいい...

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