第240章 それなら記者会見を開いてすべてを暴露する

北斗は檸檬がこれほどまでに両親の遺品に執着するとは思ってもみなかった。

元々、兄のやり方は大して効果がないだろうと思っていた。なにしろ檸檬は高坂家と縁を切っており、二度と戻ってくるはずがないのだから。

しかし、まさか本当にここまで気に掛けているとは。

檸檬は北斗を見つめた。「だから、あなたたちはお父さんとお母さんの物が部外者の手に渡るのをただ黙って見ていたの? それを私を脅すための切り札にするために?」

北斗はどこかバツの悪そうな表情を浮かべた。「お前がもっと早く俺と和解することに同意していれば、こんなことにはならなかった」

「あなたたちは本当に、少しも変わらないのね」

前の人生か...

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