第309章 誰が誰を計算するかまだ分からないね

今夜の祝賀会は、そう簡単にはいかないだろうと檸檬はあれこれ考えを巡らせた。

しかしチームメイトたちは皆、浮かれていた。なにしろ梨園は、一般人が行けるような場所ではないのだ。

檸檬が寮に戻ると、果歩はとても喜んでいた。梨園で食事をしたことがなかったからだ。

それを聞いた詩乃は、檸檬を見つめて小声で言った。「ちょっと聞いてみたんだけど、梨園での食事は望月家と関係があるみたい。気をつけた方がいいわ」

十中八九、詩織が裏で何か企んでいるのだろう。

檸檬は頷いた。「そんな気はしてた」

「でも、望月家もこの二年くらいはあまりぱっとしないわよ。でなきゃ、必死に娘を篠崎家に嫁がせようとなんてしな...

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