第53章 彼女はこれからチーム高坂とは無関係

琉生の頭はまるで何かで殴られたかのように真っ白になった。

これらの秘策は、檸檬が彼の代わりに考え出したものだ。

琉生は以前、それを気にも留めていなかったが、今回、決勝戦が間近に迫り、適切なガンナーが見つからなかった。

万全を期すため、琉生は檸檬がかつて提案した策を用いたのだ。

彼は画面の中のガンナーを、この上なく驚愕した表情で見つめた。では、甘いレモンとは檸檬のことだったのか?

琉生はそのまま部屋を飛び出した。「お前は一体誰なんだ?」

彼はこれまで、ずっとこの現実を認めたくなかった。

だが今、認めざるを得ない!

なぜ檸檬は正体を隠していたのか、なぜ自分を弄んだのか、なぜ高坂家の...

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