第184章 永遠に禍根を絶つ

最も重要な話を終えると、橘芹奈はさっそく今日の夕食の準備に取り掛かった。

町の小さなアジアンスーパーとはいえ、品揃えはまずまずで、あの日買い込んだ食材はかなり豊富だった。

数人で満腹になるには十分すぎる量だ。

芹奈が一人でキッチンに入り準備を始めると、氷川昴も袖を捲り上げて後を追ってきた。

「外で待っていてくれればいいのに」

芹奈は微笑みながら声をかけた。

「座って出来合いのものを待つなんて、友達との食事会でする態度じゃないさ」

昴も笑って返す。

彼の手つきは非常に手慣れており、野菜を洗って切る作業を手伝ってくれたおかげで、芹奈の負担は大幅に減り、その分スープ作りに専念できた...

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