第200章 結託して罠を仕掛ける

地下室の防音効果は極めて高く、橘芹奈と立木武には外で何が起きていたのか全く聞こえていなかった。しかし、アレンとヴィヴィアンという父娘の顔にまだ色濃く残る怯えを見れば、先ほどの状況がいかに危険なものであったかは容易に想像がついた。

「ごめんなさい。七日間なんてあっという間に過ぎると思っていたのに、まさか彼らがここを見つけ出すなんて……」

橘芹奈は深い罪悪感に苛まれていた。自分たちさえいなければ、この父娘が警察の捜索を受けるような事態にはならなかったはずだ。

アレンは静かに首を横に振った。

「君のせいじゃない。村の誰かが密告したんだ。遅かれ早かれ、彼らはやって来たさ」

「でも、あの男は...

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