第1章
私の夫はダミアーノ・マルケッティ。この街を支配するファミリーを束ねる男だ。
今朝から、私は自分の家の正面玄関を通ることを許されなくなった。
私が一晩病院にいる間に、そのプレートは掲げられた。ブロンズ製で、正門の脇の壁にボルトで固定されている。
「使用人入口 ―― 当主の命により」
マルケッティ邸の正面玄関は血の繋がった者のためのものだと、この十二時間の間に夫は決断を下したらしい。
そして今の私が何者であろうと、その血族ではないということだ。
息子は私の肩に寄りかかって眠っていた。門に立つ二人の男は何も言わなかった。そのうちの一人が、西棟をぐるりと囲む砂利道へと顎をしゃくった。
会話はそれだけだった。
私は裏へと回った。
事の始まりは四年前だった。
私はたった一人で麻酔から目を覚ました。部屋は静かすぎた。ベッドの脇にある新生児用のカゴへ首を向けた。
そこに赤ちゃんはいなかった。
中には洗礼式用のブランケットが、赤ちゃんの下に敷く時のように折りたたまれて置かれていた。その下には札束。札束の上には、金箔の型押しが施されたカード。
「マルコ・アントニオ・マルケッティ。聖ルチア教会にて洗礼。名付け親 ビアンカ・デ・ルカ」
カードの隅には指輪が留められていた。私が妊娠を告げた夜、ビアンカの指にはめられていたのを見た指輪だった。
ドアが開いた。
ダミアーノが入ってきた。彼の後ろには義母が続いた。クリーム色のドレスに、塗りたてのリップ。まるで洗礼式から帰ってきたばかりのような装いで。
なぜなら、実際にそうだったからだ。
「あの子はどこ?」私は言った。
ダミアーノは私と目を合わせようとしなかった。
ビアンカが彼に代わって答えた。
彼女は私の横を通り過ぎ、カードから指輪をつまみ上げると、自分の指に滑り込ませた。
「あの子は無事よ、エリー。お医者さんも、あなたがとてもよく頑張ったって言っていたわ」
「私の息子はどこ」
「『私の』息子よ」彼女は訂正した。柔らかく。優しげでさえある声で。彼女はダミアーノを振り向いた。「あの子は美しい子になるって言ったでしょう。私の言った通りだったわね」
ダミアーノは何も言わなかった。
「ダミアーノがあの子を私にくれたのよ、エリー。私たちは何ヶ月もかけて話し合ったの。私が自分の子を持てないことは知っているでしょう」彼女は微笑んだ。「これ以上、お互い辛くなるようなことはやめましょうね」
私は札束を掴み上げ、夫の顔に投げつけた。
それが四年前のことだ。
それからの四年間のことについては、深く語るまい。彼が息子を隠し、私が取り戻し、また彼が隠す。自分の子よりも見知らぬ他人の子と過ごす時間の方が多い月もあった。
昨夜、マルコは四十度の高熱を出した。
午前一時にビアンカの棟へ押し入り、シーツにくるんで彼女のベッドから息子を引きずり出した。出て行く途中、私の肘がベッドサイドテーブルのロウソクにぶつかった。ラグの上に落としたブランケットが、私の背後で燃え上がった。
私は立ち止まらなかった。
片手でハンドルを操り、彼を病院まで車で運んだ。もう片方の手はハンドルを握りしめることができなかった。
点滴を打たれた後、彼は廊下で目を覚ました。彼は、近づいてはいけないと警告されていた危険人物を見るような目で私を見た。
「僕を連れ出しちゃいけないんだ」彼は囁いた。「ビアンカママが、あなたは頭がおかしいって言ってた」
私は長い間、ベッドの端に座っていた。
「マルコ。いい子だから、私の話を聞いて」
彼は耳を傾けた。
「一度だけでいいの」私は言った。「『ママ』って呼んで。一回だけ。そうしたら、もう二度とあなたを連れ去りに来たりしないわ。約束する」
彼は四歳児が取引について考える時のように、じっと考え込んだ。
「……ママ?」
私は彼に微笑みかけた。私の手の甲には、硬貨ほどの大きさの水ぶくれができていた。私はそれをもう片方の掌で覆い隠した。
「いい子ね。それだけで十分よ」
それが昨夜のこと。
今朝、私は六年かけてようやく住むに足る場所に作り上げた家の側を歩いていた。すでに私のものではなくなってしまった、眠る息子を抱き抱えながら。
勝手口を開けると、厨房への廊下に直結していた。
ビアンカは玄関ホールで待ち構えていた。屋敷の半数の人間が彼女と共にいた。ダミアーノの二人の叔母たち。家政婦。三人の従兄弟の妻たち。ファミリーの事務所から来た二人の幹部。
ダミアーノは一番後ろ、階段の近くに立っていた。彼は私を見たが、その顔には何の感情も浮かんでいなかった。
私はマルコを下ろした。
そうすべきではなかった。
足が地面についた瞬間、彼は私の足元から離れた。私に駆け寄ることはなかった。
私を通り過ぎて走っていった。
「ビアンカママ!」
ビアンカは皆の前で彼を抱き上げた。その額にキスをした。怪我がないか確かめるように、彼の小さな腕を裏返した。その際、彼女のアクリルネイルが彼の内手首に細い赤い線を引いたが、彼は身じろぎ一つしなかった。
彼はそれに慣れていた。
私は彼に向かって手を伸ばしかけた。
昨夜彼と交わした約束を思い出した。
私は伸ばした手を下ろした。
「可哀想なマルコ」ビアンカは彼の頭頂部に頬を押し当てた。「あの女、あなたのベッドに火をつけたって言ったかしら? あなたが寝ているのに?」
マルコは彼女の肩に顔を埋めたまま、首を横に振った。
「もちろん、言うわけないわよね」
叔母たちの一人が前に出た。私の結婚式にも招待した女だ。彼女は私の襟首を力任せに掴み上げた。
「この家を全焼させるところだったのよ」彼女は言った。「あんたなんか、あの子と同じ部屋にいる資格すらないわ」
誰も彼女に手を離せとは言わなかった。
「その女の始末は俺がつける」ダミアーノが言った。
襟首から手が離れた。
二階の、かつて私たちの寝室だった部屋に入ると、彼は後ろ手にドアを閉めた。私の手について尋ねることはなかった。
「今夜、お前が彼女に何をしでかしかけたか、分かっているのか?」
「彼女に」。
「マルコは四十度の熱を出していたのよ」私は言った。
「お母さんがいなかったせいで、あの子は死んでいたかもしれないんだぞ――」
彼は言葉を切った。
ジャケットからタバコを取り出した。
「ビアンカが間に合わなかったせいで、な」
私は彼を見た。
九歳の頃からこの男を知っている。彼が十九歳の時、私のために恐ろしいことをしてくれた。それ以来、私はずっと彼を愛してきた。
今、この部屋に立ち、目の前にいる男を見つめても、かつて私が知っていた面影はどこにも見当たらなかった。
「ダミアーノ」
彼はタバコに火をつけた。「なんだ」
「離婚して」
タバコを持つ手が、口元へ運ばれる途中で止まった。
灰が、彼のズボンに落ちた。
彼はそれを払い落とそうとはしなかった。
