第47章 必ず謝罪する

川西拓海が夜、佑奈を迎えに来た。二人で川西婆さんのところへ顔を出そうとしていたそのとき、例のニュースが目に入る。

拓海はふん、と鼻を鳴らした。瞳の奥には露骨な軽蔑が浮かんでいる。

「盗作したやつは代償を払うべきだろ。何度も何度も、わざと挑発してきてさ。こっちが怒らないとでも思ってんの? ほんっと気持ち悪い」

佑奈は黙って聞いていた。胸の中は不快でいっぱいなのに、二人の間にある色恋沙汰には欠片ほども興味が湧かない。

彼女はただの作り手として、盗まれることが許せなかった。ここだけは、絶対に譲れない。

佑奈はあらためて声明を出す。佐伯薫が公の場で謝罪しない限り、この件は終わらせない、と。...

ログインして続きを読む