第146章

その夜、二人はもう一度さっぱりとシャワーを浴び直し、抱き合ったまま眠りに落ちた。

御影怜司のマッサージのおかげで、酒井初音の身体に溜まっていた怠さはずいぶんと抜けている。

翌日。

酒井初音は、いつも通り自分の忙しさへと身を投じた。蛇蘭の研究が成功したことで、T大と821薬局が強い関心を示し始めたのだ。

今回、初音は研究当日中に、間髪入れず特許申請まで済ませた。

さらにT大の生物科研院は教授を派遣し、酒井初音と共同で検討を進める構えを見せる。蛇蘭の修復技術を、薬用コスメの領域だけではなく――より重要な医療技術へも投入したい、という狙いだった。

蛇蘭の再生機能。

それはまるでトカゲ...

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