第39章

星野結花は、新山玖の驚いた声にびくっと肩を跳ねさせた。

新山玖は慌ててスマホを星野結花へ差し出す。

「見て見て! このシルエット、うちの兄じゃない?」

受け取って画面を覗き込むと、その体格はたしかに新山晃だった。

この広い芸能界でも、こんなにスタイルのいい男はそうそういない。

星野結花はぱちりと瞬きをする。

――どういうつもり?

私と一緒にCMを撮る、ってこと?

「うちの兄がCM撮るとか、ありえなくない?」新山玖は信じられない顔で叫ぶ。「企業の社長が、わざわざCMに出るって……どうかしてる!」

好奇心に負けて、星野結花はコメント欄を開いた。

【昨夜は遅くまで起きていた:シ...

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