第183章 休息に注意

修斉は言いたいことだけ言うと、一方的にビデオ通話を切った。

ブツリと途絶えた画面。昭子はしばらく呆然としていたが、ようやく我に返る。修斉と美月の間に横たわる感情のもつれ。部外者である私がどうこう言えることではないけれど、何とも評価し難い。

美月ちゃんは修斉に対して感情はないと言い切っていた。けれど、二人が四年間も交際していた事実は消えない。本当にそれだけで、すべて断ち切れるものなのだろうか。

だが、これはあくまで二人の問題だ。美月ちゃんたちが自分で決めるしかない。

昭子は携帯の画面を消し、階下へ降りようと立ち上がった。柳瀬からデータが届き次第、すぐにでも図面に取り掛かりたい。そのための...

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