第190章 新鮮味だけだ

結城遥は勝ち誇ったような笑みを浮かべていた。ここまで言えば、桜井昭子が見ずにいられるはずがないと高を括っているのだ。

送られてきた住所と写真を見つめ、桜井昭子の思考は一瞬にして真っ白になった。篠崎司は自分を愛してくれている、そう信じているはずなのに。

彼は必ず早く帰ると言っていた。それなのに、彼が真っ先に会いに行った相手は、森山七海だったのだ。

やはり自分は、彼の心の中で森山七海には勝てないのだろうか。

桜井昭子はたまらず、結城遥から送られてきた写真を拡大した。森山七海のこの世のものとは思えないほど美しい顔。その一挙手一投足が魂を奪うかのような魅力に溢れている。こんな蠱惑的な女性を好き...

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