第329章 彼らの縁

これで、私の役目は終わったはずだった。だが、桐山涼のあの蒼白な頬に触れた瞬間、堰を切ったように感情が溢れ出し、私は顔を覆って泣き崩れてしまった……

お姉ちゃんは、あんなにも桐山涼を愛していた。想い合っていた二人なのに、どうしてこれほどまでに残酷な結末を迎えなければならないのか。

胸に渦巻くこの感情を、どう言葉にすればいいのか分からない。ただひたすらに、二人の想いが報われなかったことが悔しくてたまらなかった。

人が死んだ後、来世というものがあるのかどうか、私には分からない。けれど、もし本当にあるのなら――どうか、お姉ちゃんと桐山涼が、今度こそ幸せに添い遂げられますように。

嗚咽を漏らす私...

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