第335章 ジョージに代償を払わせる

ハワードがそう言っても、桐山の奥様は首を横に振り、頑として首肯しなかった。

「あの子はリョウとあんなに長く一緒にいたのに、桐山家に跡取り一人残さなかったのよ。どうしてそんな女を桐山家の墓に入れることができるの?」

(彼女は、あの女が産んだ子供なのだから……)

桐山家とは関わり合いにならないほうがいい。もし関われば、家の中がかき回されるだけだ。桐山の奥様は、そんな事態に耐えられる気がしなかった。

それを聞いたハワードは、鼻で笑った。

「彼女はリョウとの間に娘を産んでいる。もう六歳になるはずだ。それでもまだ、相応しくないと言うのか?」

その言葉に、桐山の奥様と桐山様は呆気にとられた。信...

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