第146章

妊娠? その二文字は「アナル」という言葉よりも遥かに強烈に目に突き刺さった。

海子と父は一線を超え、アナルにまで至ったのだと思い込んでいたが、日記を読み終えてそうではなかったと知った。だが、妊娠の可能性という事実は、それ以上に私を苦しめ、心を抉る。

生理が止まって四十日。本当に、妊娠してしまったのか?

これまで私は避妊リングを過信しすぎていた。だが、その避妊効果は本当に一〇〇パーセントなのだろうか?

もし妊娠とアナルのどちらかを選ばなければならないとしたら、私は迷わずアナルの方を選ぶだろう……。

呼吸が次第に荒くなり、まるで喘息の発作で酸欠に陥ったかのように息苦しい。胸を強く押さえ...

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