第164章

カーテンの陰に身を潜め、目と鼻の先にいる父と海子を見つめる。父が海子の蜜壺を啜り上げる『ジュルッ、ジュルジュル……』という卑猥な水音、海子の猫なで声のような甘い嬌声、そして父の荒い息遣いと喉の奥から漏れる唸り声が、鼓膜を震わせる。ビデオの中で二人が交わる姿は何度も見てきたが、この現実の光景だけは、あまりにも生々しく迫ってきた。

父は懸命に海子への奉仕を続けている。その顔は唾液なのか、それとも海子から溢れ出した愛液なのか、ぐしゃぐしゃに濡れそぼっている。おそらく、その両方が混じり合っているのだろう。父は執拗に舌を這わせ、海子の理性の最後の一片を削り取ろうとしていた。その努力は無駄ではなかった...

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