第194章

頭をぶんぶんと振る。自分でも、今の自分が少しおかしくなっていると分かる。思考がところどころで勝手に暴走してしまって、まったく制御がきかない。

それでもどうにか頭の中のざわめきを押さえつけて、私は画面を読み進めた。

「――二分も経たないうちに、私はどうにか済ませてしまった。生理的な切迫感が消えた瞬間、今度は一気に恐怖が押し寄せてきたわ。慌てて服を整えて、寝室へ駆け戻る。部屋に戻るなり、ドアを閉めて背中を預けて、はあはあと息を吐いた。まさか自分が今夜、こんな大胆な真似をするなんて……。きっとお酒のせいよね。ちょうどそのとき、またふわっと酔いがぶり返してきて、頭がくらくらする。ワインは度数こそ...

ログインして続きを読む