第221章 IFストーリー

海子はもともとひどく疲れていたうえ、病気になってからはやたらと眠たがるようになっていた。そこへさっきの激しい絶頂だ。体力を根こそぎ持っていかれてもおかしくない。余韻がゆっくりと引いていくにつれて、海子はその満ち足りた波に身を任せるように、するすると眠りへ落ちていった。俺の胸にぐったりともたれかかったまま、猫みたいに力を抜いて。

本来なら、病み上がりの海子にセックスなんて厳禁のはずだった。けれど、俺はただ抱きしめて、少し体を撫でていただけだ。それだけで彼女はあんなふうに達してしまったのだ。そっと、できるかぎり慎重に腕の中の海子を持ち上げ、ベッドに横たえる。すると、眠ったままの彼女がきゅっと俺...

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