第327章 IFストーリー

時間が、その一瞬だけ止まったように感じた。

父親も、呆けていた。

魅惑的に腰をくねらせる海子を、ただぽかんと見つめるばかりで、すぐには状況が呑み込めないようだった。

今までの海子は、いつだって清純そのものだった。

どれだけ激しく求め合おうと、どれほど強い絶頂に達しようと、そのたびに彼女はどこか慎み深さを失わなかった。

だが、今目の前で見せつけられているこの姿は――父親が抱いていた海子のイメージを、完全に打ち壊すものだった。

もちろん、私にとっても。

しかし、反応したのは私より父親の方が早かった。

父親の視線が、海子の顔からゆっくりと滑り落ちていき、やがて突き出されたお尻へと移...

ログインして続きを読む