第12章

「義姉さんと、一体どうなってるんだ?」

盛岡陸は彼の目を真っ直ぐに見据え、かつてないほど険しい表情を浮かべた。

「さっきの言葉、どういう意味だよ? 処理する時間がないって何だ? 兄貴にとって結婚は、適当に後回しにできる仕事と同じなのか?」

盛岡晃は冷たく鼻で笑った。

「俺のことに口出しするな」

「口出しする権利はないかもしれない!」

盛岡陸も声を荒らげた。

「でも、見てられないんだよ! 兄貴、俺は昔から兄貴に懐いてたけど、今日だけははっきり言わせてもらう。義姉さんをあんなにボロボロにして、どういうつもりだ? 昔の義姉さんと今の義姉さん、どれだけ変わったか見てわからないのか?」

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