第223章 パスワードを変えた

高橋祐介は、たった一度の食事でこれほどの大金を手に入れたのだ。

もし彼が毎日誰かを騙したとしたら?

あっという間に億万長者になれるのではないか?

藤原太郎の頭の中はそんな妄想でいっぱいになり、ちょうど家路につこうとしていたその時。

高橋祐介から再びメッセージが届いた。

「お義父さん、念のため暗証番号はすべて変更しておいてください。お義母さんにそのお金を奪われないように!」

藤原太郎自身は最初、そこまでするつもりはなかったが、高橋祐介の言葉を見て、確かに変更すべきだと気づかされた。

すぐさま、小林美穂には到底推測できないような暗証番号へと、すべて変更した。

帰宅するや否や、小林...

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