第250章 座って語り合う

藤原未咲との電話を切ると、高橋祐介はさっそく藤原太郎と食事を始めた。

藤原太郎は自分のグラスにビールを注ぎ、ぐいっと一気に飲み干してから高橋祐介に向かって言った。

「今日はようやく邪魔者がいなくなったな! さあ、一緒に飲もう!」

すっかり解放されたような顔つきの藤原太郎を見て、高橋祐介は少しおかしさを感じながら自分のグラスにも酒を注いだ。

「お義父さん、お年なんですから、お体には気をつけてくださいよ」

藤原太郎は笑って答えた。

「嬉しいんだよ! 未咲の母親がマルチ組織にでも騙されていればいいと本気で思ってるくらいだ。命さえあれば、数年くらい監禁されたって構わないさ! そうすれば、...

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