第279章 絶対にでたらめは言わない

だが今の高橋祐介にとって、何よりも優先すべきは小林美穂の口を塞ぐことだった。

もし小林美穂が大人しくしないのであれば、釈放させるのは自らトラブルを招き入れるようなものだ。

いっそ、このまま刑務所に閉じ込めておいたほうがマシだ!

だからこそ、彼はわざわざ上田明にメッセージを送ったのだ。

「頼んでおいた件、状況はどうなっている?」

上田明からの返信は早かった。

「警察がすでに小林美穂に事情聴取を行いました! これで彼女も下手なことは言えないはずです!」

高橋祐介は安堵の息を漏らした。「念のため、誰かにもう一度警告させろ。二度と余計な口を叩けないようにな!」

……

一方その頃、母...

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