第295章 高橋祐介の反論

高橋祐介がすぐに出かけようとしているのを聞いて、小林美穂は途端に不満げな表情を浮かべた。

「あたしにパスタを作れって言ったのに、もうできたの?それなのに出かける気?」

高橋祐介は、嫌悪感も露わに小林美穂を見つめた。

「パスタは茹でていますから、後で自分でよそって食べてください!小林院長が退院してS市に戻られたので、お見舞いに行ってきます」

孤児院の院長のためだと聞いて、小林美穂は激怒した。

「高橋祐介、あたしに向かってその口の利き方は何?孤児院の人間なんかのために、あたしに盾突く気!自分の立場が分かってるの?今使っているお金も、住んでいる家も、誰のものだと思ってるの!」

さらに、...

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