第301章 仲良くする

小林院長にとって、藤原未咲もまた自慢の子供の一人だった。

かつて高橋祐介が経済的な苦境に立たされていた時、未咲は彼のために奔走し、二人で一緒になってなんとか資金を工面していた。

だからこそ、小林院長の目には、彼女がまるで本当の義理の娘——息子の嫁のように映っていたのだ。

院長は未咲を見つめ、にこやかに微笑みかけた。

「未咲ちゃん、なんだか以前よりずっと綺麗になったわね。最近、祐介はあなたに迷惑をかけたりしていないかしら? あなたたちは私の大好きな子供たちなんだから、どうか仲良くしてちょうだいね」

その言葉に、未咲は慌てて首を振った。

「院長先生、ご心配には及びません! 私と祐介さ...

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