第302章 一緒にご飯を食べる

会社の経費で落とせば、遊田敬二が支払った金は全額戻ってくるうえに、みんなから集めた割り勘の代金まで自分の懐に入れることができる。

顔が立つだけでなく、みんなから感謝までされる!こんなに美味しい話はない。

一方、五つ星ホテルに行くと聞いた小林院長は、慌てて手を振って辞退した。

「遊田敬二、あなたの気持ちはよく分かっているけれど、そんな高級なホテルに行く必要なんてないわ」

そう言って、小林院長は微笑みながら言葉を継いだ。

「どこへ行ったって同じ食事なんだから、私が何かお惣菜でも買ってきて、みんなで孤児院で食べましょうよ!そうすればお金もずいぶん節約できるし、浮いたお金であなたたち、好き...

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