第326章 やっとベッドで寝られた

部屋に入ると、藤原未咲はそのままバスルームへと向かった。

高橋祐介も自分の着替えを手に取り、一階のシャワールームへと直行する。

男の入浴など、女に比べればあっという間だ。

藤原未咲が湯上がり姿で戻ってきたときには、すでに高橋祐介はパジャマに着替え、ベッドに寝転がっていた。

ベッドを占拠している彼を見て、藤原未咲は目を丸くした。

「どうしてここで寝てるの?」

高橋祐介はにっこりと微笑んだ。

「奥さん、以前ベッドで寝てもいいと約束してくれましたよね? お義母さんが行方不明になったとき、帰ってきたらまた話し合おうと言っていましたが。もう無事に帰ってこられたのですから、そろそろ約束を果...

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