チャプター 80

フェイ視点:

あの肉体の快楽をもう一度分かち合って以来、わたしはイーサンを本当の伴侶みたいに扱うようになっていた。まるで彼が、わたしのものだと言わんばかりに。

わたしはそっと子ども部屋へ入り、彼の背後に回り込むと、腰に腕を回して背中に身体をぴたりと寄せた。シャツ越しに伝わってくる体温に、胸が早鐘を打つ。

「イーサン……」わたしはやわらかく、案じるように囁いた。「何か悩んでるの? 上の空に見える」

イーサンは、オリバーを抱いている乳母にちらりと視線を投げた。彼女は無言の合図を理解し、静かに赤ん坊を抱いて部屋を出て、後ろ手に扉を閉めた。

彼はわたしの手を腰から剥がすように外し、こちらへ向...

ログインして続きを読む