第14章

美咲の顔から、さっと血の気が引いた。涙はますます激しくあふれ出す。

そんな彼女を見て、拓真の胸の奥で煮えたぎる怒りはさらに燃え上がった。

「何泣いてんだよ! 俺はまだ死んでねぇ! 全部おまえのせいだろ! おまえさえいなけりゃ、俺がこんな目に遭うわけなかった! 今の俺はもうただの役立たずだ。これで満足か!?」

「拓真……」

美咲はびくりと肩を震わせ、怯えきった目で彼を見上げた。

「その名前で呼ぶな! おまえみたいな妹なんか、俺にはいらねぇ!」

拓真は我を失ったように叫ぶ。

「今日から二度と俺の前に顔を出すな! もうおまえの顔なんか見たくもない!」

まさか拓真にそこまで言われると...

ログインして続きを読む