第70章 迷惑な電話

雲田茜の寝室。ドアからベッドに至る床の上には、脱ぎ捨てられた服が点々と散らばっている。

雲田茜と賀川時。二人は下着姿で、互いの肌を愛撫しながら唇を重ねていた。

「生理、もう終わったんだろ?」

賀川時は雲田茜を見つめ、悪戯っぽく笑う。

雲田茜は頬を染め、小さく頷いた。呼吸が荒い。先ほどの賀川時との接吻が、息もできないほど激しかったからだ。

新鮮な空気を求めて、雲田茜の胸元が激しく上下する。黒いブラジャーに包まれた白く豊満な乳房が、荒い呼吸に合わせて小刻みに震えていた。

賀川時の視線が、その谷間へと吸い寄せられる。熱っぽい視線に気づいた雲田茜は、恥ずかしさのあまり顔を背け...

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