第341章 少しは恥を知れよ?自分で拭け

彼の死んだような様子を見て、浜野茜はさすがに降参した。放っておいたら、このまま本当にここで一晩寝るに決まってる。しばらくじっと見つめても、相沢颯馬は目を開ける気配すらない。

「……髪、洗ってないでしょ?」

茜は一瞬だけ彼の身体に視線を滑らせ、すぐに逸らした。

「洗ってない。俺がどうやって洗うんだよ。水が傷にかかるだろ」

颯馬は片目だけ開け、彼女をちらりと見た。

「寝落ち寸前なくせに、傷に水かかるのは怖いの?」

茜は鼻で笑う。

「化膿したら俺のイメージが死ぬ。これ以上ブサイクな傷、増やしたくない」

颯馬は目を閉じたまま、淡々と言った。

「頭、縁に寄せて」

茜はシャワーヘッド...

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