第402章 最悪、一人攫ってもいい!

「お兄さんにはもう少し我慢してもらって。あいつが失脚するのも時間の問題だから。そういえば、買った新居のリフォームは終わった?いつ引っ越すの」

浜野南が尋ねた。

二ヶ月前、吉井和彦は彼女の住むマンションを買うと言っていたが、本当に一部屋買ってしまった。しかも彼女の真下の部屋で、フルリノベーションまで済ませている。

「とっくに終わってるよ。半月ほど換気もしたし、今週末には引っ越すつもり。その時は二人とも下にご飯食べにおいでよ」

杉原美奈との同居が控えているためか、吉井和彦は内心の興奮を隠しきれない様子で二人を誘った。

「いいわよ」

浜野南は頷いた。

個室のドアの外には、一組の男女が...

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