第216章

斉藤剛は無意識のうちに紫を背後へ庇い、上層部の面々に説明した。

「紫はまだ若いですが、天才的なプログラマーです。ドローン攻撃システムのプログラムも大半を彼女が書きました。まずはデモンストレーションをご覧ください!」

紫は頷き、自身の機材ケースを開けた。中に入っているのは一台のノートパソコン。彼女は小型のプロジェクターを一つ使うだけで、兵器システムの全容を人々の目の前に立体ホログラムとして展開してみせた。紫が小さな手を伸ばし、空中で軽くタップするだけで、画面が次々と切り替わっていく。

「この兵器システムに必要なパーツはとてもシンプルで、ワンセットのランチャーだけです。あらゆる型式のドロー...

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