第212章 排斥された

「でも、神野若芽のせいでダラダラして練習サボったら、余計に試合に負けやすくならない?」

女子部員のひとりが、ふいに口を挟んだ。

「試合当日にみんなでボイコットなんて……学校の名誉が――」

数人が言葉に詰まる。

「バカ? 体育の先生が、あんたたちが必死に練習して試合に出るの見たら、神野若芽を調子に乗らせるだけじゃん。神野若芽にバレー部入ってほしいの? 毎日あの、誰見ても見下してるみたいな顔を見たいの? 神野若芽に頭押さえつけられて平気?」

神野若帆は鼻で笑った。

学校の名誉だの、恥だの、そんなものはどうでもいい。

神野若芽が恥をかけばいい。痛い目を見ればいい。若帆にとっては、それ...

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