第221章 指輪を特注する

新井友也は高原啓也の反応を見て、くすりと笑った。

「その値段が釣り合わないと思うなら、取引しなくてもいい。お互いが納得したうえでのことだ。決めるのはお前だろ」

高原啓也は眉間にしわを寄せる。

北寒州なら殺し屋はいくらでもいる。わざわざ新井友也に頼む必要はない。だが、ここは華国だ。北寒州の連中は、そもそもこの国に足を踏み入れたがらない。

だが、あの女子高生だけは――必ず殺さなければならない。

高原啓也は深く息を吸い込んだ。

「1,000万でいい。お前があいつを殺すなら、金は1円も欠かさず口座に振り込む」

1,000万など、ほとんど身を削る額だ。だが、あの娘が生きていれば、もっと大...

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