第23章 いっそやめにしようか

彼女の言葉を聞いた瞬間、祖母の表情がすっと冷えた。

「図々しいにもほどがあるよ。凪紗の物を勝手に持ち出して売り払って、それで正当化できるとでも? 誰がそんな度胸をつけたんだい!」

祖母はそれだけでは足りず、伯母を指さして言い放つ。

「全部あんたが甘やかしたせいだよ。いい歳してこんな恥さらしをして……外に知れたら、どこのまともな家が嫁に欲しがるっての!」

「それから宮本良介。あの子は凪紗の彼氏なんだから、これ以上ちょっかい出すんじゃないよ」

「それと、ネットや週刊誌に書かれてる件は、帰ったら長男にさっさと処理させな。香織もお見合いするならする、しないならしない。これ以上笑いものになる...

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