第184章

皆がその言葉を聞いた瞬間、意味を察した。いったいどんな機関なら、こんな捏造を平然とやれるというのか。

もし発覚すれば、結末は想像するだけでぞっとする。誰だって責任なんて負いたくない。火の粉をかぶるのは御免だった。

『洗え。裏で糸を引いてる連中が何を企んでるのか、徹底的にな。好き勝手に書き立てやがって』

藤原京也が短く言い放つと、チームは一斉に動いた。調べてみれば――知らなかったほうがよかったと思うほどの事実が出てくる。

『一応、出ました。手続きは、わりと名の知れた企業を通してる形です。しかも、著名な専門家として名前が出てるのが森田英介』

『そいつ、経歴がヤバい。過去に研究不正で大学...

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