第224章

数分後、周防浅奈はプロジェクターの画面を指し示しながら、その声に楽しげな響きを滲ませた。

「どうやって入り込んだのかしらね? 近藤時弥のこれら海外口座は、すべてプロジェクトに関わる土地や不動産の購入に使われているわ。しかも、資金の出所が不明よ」

言い終えると、彼女は近藤林と浅川文月に視線を向けた。

「お二方、私の記憶が確かなら、近藤時弥に渡したものはすべて回収済みだし、彼からは賠償も受け取ったはずよ。じゃあ、このお金は一体どこから湧いてきたのかしら?」

二人がさっと顔を背け、黙り込むのを見て、周防浅奈は鼻で笑った。

「次は近藤誠についてだけど」

「うちの夫は絶対に潔白よ!」

須...

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