第226章

相手からのメッセージは短く、浅川逸にある大型スーパーのコインロッカーへ荷物を取りに行くよう指示するものだった。

周防浅奈は画面上の文面を繰り返し確認した。

「何を取りに行くの?」

「スーパーの監視カメラに侵入してみる? 何か分かるかも」

御坂寧音はそう言いながら、キーボードを忙しなく叩き始めた。

数分後、彼女はターンッと強くエンターキーを押した。

「よし、完了。国内のスーパーってセキュリティ意識が低すぎない? こんなに簡単だなんて」

「捕まらないようにね」

周防浅奈は彼女を引っ張ってオフィスに入り、そのまま遠藤正志の席に座らせた。

十数分後、画面の中の浅川逸がスーパーに現れ...

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