第77章

二時間後、ようやく周防浅奈が帰ってきた。

「永一、パイナップルとチェリーを買ってきたの。すごく甘いよ」

周防浅奈は戦利品を誇らしげに近藤永一に見せびらかした。

近藤永一は家できっと不機嫌になっているだろうと踏んで、早めにお土産を用意していたのだ。

しかし予想に反して、近藤永一は笑みを浮かべていた。

「そうか。なら先に部屋へ戻ろうか。食べるのはあとでいいだろう?」

周防浅奈が訳もわからず彼を見つめていると、そのまま二階へと連行された。

衣装部屋に入った瞬間、周防浅奈は顔を赤らめた。

「これ、どういうつもり?」

部屋中がセクシーな水着で埋め尽くされていたのだ。タグを見てみると、...

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