第316章 招かれざる客

原田麻友が自分がカップリングの対象にされていると知ったのは、翌日のことだった。しかも、二組も。

山口理沙がにやにやしながら原田麻友の肩に凭れかかった。「原田の女神様、『レイマユ』と『レオマユ』、どっちを支持するの?」

原田麻友はガーデンの花に水をやっていた。その中にカイドウも混じっており、ゆっくりと葉を伸ばし、瑞々しい葉を揺らしては露を零している。

その霊気に満ちた姿は、隣の花々とは明らかに一線を画していた。

原田麻友はしゃがみ込み、カイドウの揺れる緑の葉に触れた。「まだ化形できないんだから、大人しく霊気を吸収してなさい。そんな風に霊気を消耗して、本当に化形する気があるの?」

窘め...

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