第327章 物事の道理をよく心得ている

丘の上に灯りがともり、一団の人々が茅葺きの家の周りを取り囲み、調査を行っていた。

渡部建は眉間を揉みながら言った。「もし君が事を起こすつもりなら、先に我々に一報入れてくれてもよかったんじゃないか」

原田麻友は答える。「玄門は政府部門との協力に同意しましたが、士気は低いままです。一つ事件でも起きてこそ、この膠着状態を打破できるのです」

渡部建は溜め息を一つ吐いた。

玄門は前回、政府と協力すると快く約束してくれた。

しかし、いざ帰ってみると進展は遅々としており、推薦されてきた者たちでさえのらりくらりとして、忙しいだの、片付けなければならない用事があるだのと言い訳ばかり。

今、彼と共に...

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