第326章

河野由貴が、ふと疑問を口にした。

「たとえば……あの巨大なニシキヘビの王を、どうやって仕留めたのか、とかね」

その問いが投げかけられた瞬間、場の空気が張り詰めた。全員が驚きの色を隠せない。

本田安奈と大平愛子は、困惑した眼差しを河野由貴に向けている。

これ以上、隠し通すのは不可能か。

俺は観念し、正直に打ち明けることにした。

「ああ、そうだな。俺も小松博と同じ……『覚醒者』ってやつだ」

武田桜が興味津々といった様子で身を乗り出す。

「おじさん、その『覚醒者』ってどういう意味?」

「特殊な能力に目覚めた人間のことさ。俺も小松博と同じく、人智を超えた力を持っている。巨大ニシキヘ...

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