第348章

瑠璃が補足した。

「海老原和生、病み上がりでエネルギーが酷く消耗しているわ。三日間の断食なんて到底耐えられない。大典が始まる前に、まずは動物の内臓でも食べて精をつけることを勧めるわ。内臓はエネルギーと栄養の塊だから、体力の回復も早いはずよ」

俺は生唾を飲み込んだ。強烈な飢餓感が胃袋を襲う。

伊藤瑞葵が、焼いた蛇肉を俺に差し出して微笑んだ。

「まずはこの肉を食べなさい。持ちつ持たれつ、と言うでしょう? もてなしていただいた分、私たちもお返しをしないとね。これは巨大蛇の肉よ。滋養強壮には最適だわ」

俺は笑って蛇肉を受け取り、二口三口でそれを平らげた。肉質は驚くほど柔らかくジューシーで、...

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