第447章

待ち伏せしていた輪の場所に戻ると、血の匂いはいっそう濃くなっており、まだ何匹もの巨大な蛇が次々と突っ込んできていた。

伊藤孝介たちは、もう疲労の色が隠せない。傷を負った原始人族の戦士も少なくない。

その様子を見て、おれは伊藤陸斗、伊藤瑞葵と一緒にためらわず戦列に加わり、伊藤孝介たちを援護して巨大な蛇を次々と仕留めていった。

こちらが加勢したことで、彼らの負担は目に見えて軽くなる。

ひと段落ついたところで、伊藤陸斗が長刀で肉をぶった切り、数切れの生肉を取り分けておれに差し出した。

「食っとけよ。体力、戻しとけ」

おれは遠慮せず、生肉を受け取ってそのまま口へ放り込む。

伊藤陸斗も自...

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