第458章

その夜、俺は三船亜由美に指示し、確保していた蛇の肉を取り出させると、体力を回復させるために猿人たちへ配給させた。

今日一日、三船亜由美は片時もタブレットを手放さず、ティックからの解析データをじりじりと待ち続けていた。

ティックは沈黙を貫いている。普段なら賑やかなおしゃべりロボット鳥さえ、食卓の上で彫像のように固まり、全リソースをデータ解析に注ぎ込んでいるようだった。

夜の帳が下り、俺たちは火鉢を囲んで座り込んだ。

皆、その表情は硬い。岩本実子がもたらした情報によれば、明日がいよいよ先遣隊の到着日だからだ。

大平愛子が焦燥を露わにし、不満を漏らす。「このポンコツ人工知能、まだ反応しな...

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