第490章

俺は少なからず驚き、問いかけた。「ここの電波遮断は強化されていたはずだ。一体どうやったんだ?」

だが、ティックは平然と答える。「物事に絶対はありません。どんなに厳重なシステムにも、必ずセキュリティホールは存在します」

俺は身を乗り出すようにして尋ねる。「岩本実子からの連絡か?」

機械鳥が答えた。「海老原和生、あなたは約束を守る人間ですか?」

俺は力強く請け負った。「安心しろ。約束したことは必ずやり遂げる」

暗号解読を経て、機械鳥が明かしたメッセージはこうだ。『本日より三十三日後、エリート同盟艦隊が到着する』

その報せを聞いた瞬間、俺の胸は歓喜で満たされた。

しかし、大平愛子が疑...

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