第695章 実験基地を満喫する

「言っただろ。禁断の島じゃ、まったく別の景色が見られるってさ。……ただな」

笑みを引っ込め、声を落とす。

「禁断の島には、触っただけで終わるレベルの猛毒植物がゴロゴロある。いいか、絶対に手を出すな。下手すりゃ、地獄みたいな目に遭う」

安田真紀が「ひゅっ」と息を呑み、伸ばしかけた手を一気に引っ込めた。顔面は真っ青、瞳が揺れている。

「じゃ、じゃあ……これ、毒なの?」

「毒なら触らせるわけないだろ」

そう言うと、安田真紀はようやく肩の力を抜いた。青ざめていた頬に、少しずつ血の気が戻っていく。

「海老原和生。毒の植物が多いって言ってたけど……わたしとお父さんに、教えてくれる?」

俺...

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