第12章 精神病院

「お前さ、ただ抱かれたいだけだろ。貞淑ぶって何がしたいんだよ」

男の声はひどく低い。歪んだ怒りと、復讐の快感がねっとり絡みついていた。

「結奈、汚らわしい安女が、雪音まで地獄に引きずり込もうだなんて……身の程を知れ」

前戯なんて欠片もない。鬱憤を叩きつけるみたいな乱暴さで、容赦なく貫かれた。

「っ――ああっ!」

御堂結奈は痛みに身体を弓なりに反らす。もともと脆い身体が、今にも裂けそうだった。

さっきの三人に触れられたときより、何倍も気持ち悪くて、何倍も絶望した。

御堂斗真。

名目上の夫で、かつては子どもの父だった男が――いまはこのやり方で、彼女をいちばん深く辱め、罰している。...

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