017.パソコンで遊ぶ人

その頃――。

石原絵梨花と安田莉子たち三人は校門をくぐると、連れ立って食堂へ向かった。

ポケットに入れたスマホが、またぶるぶると震える。

けれど絵梨花は取り合わない。食堂に着くや否や、安田莉子たちに麺の売り場まで引っ張られ、あの窓口がどれだけ美味しいかを熱弁される。

数分聞いただけで、こめかみがじわっと痛んだ。

絵梨花は話を遮り、さっさと学生証をかざして三人と同じ麺を買う。

「絵梨花、先に席取ってて! 麺できたら私が持ってくから!」

周囲のざわめきが耳に刺さり、こめかみがズキズキ跳ねる。絵梨花は遠慮せず、少し離れた静かな隅に四人掛けのテーブルを見つけて腰を下ろした。

座るなり...

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